歯医者に行くことが好きという人はあまり多くいません。
しかし、もし歯医者に行かなければいけないとしたら、どんな歯医者に行きたいか、どんな歯医者が好きかという思いは誰しも持っているのではないでしょうか。

まず歯医者の雰囲気について考えてみましょう。

歯医者の雰囲気といえば、まず清潔さがポイントにあがってきます。
綺麗で明るい歯科医院というのは、歯が痛くて治療してもらいに行く少し暗いイメージを明るくしてくれます。

子どもも一緒に歯医者へ行くなら、好きなキャラクターの絵が壁に書いてあったり、ぬいぐるみが入口においてあると、安心できるかもしれません。

次に受付はどんな雰囲気がいいでしょうか。
初診で歯科医院に行く場合は、かなり緊張しているので、あまりピリピリしている雰囲気ではなく、優しく挨拶してくれる受付の方がいると安心です。
忙しい歯科医院の場合では、受付に患者さんが来たことも気づかない場合がありますが、できれば笑顔で迎えてほしいですね。

歯科医院の受付では診察券のやりとりや、保険証の話などをすることになりますので、はっきりと分かりやすくやりとりが出来るスタッフの方がいいです。

そして診療までの待ち時間の過ごし方はどうでしょうか。
雑誌や本などがたくさん置いてある歯科医院は、待ち時間に困らず過ごすことができます。
また、歯についての治療例などの紹介映像が流れている歯科医院もあったり、壁に様々な情報が掲示されていて、見ながら待ち時間を過ごす方法もあります。
しかし、一番困るのは、小さい子どもを連れている親御さんではないでしょうか。

小さい子どもは性格にもよりますが、長い間座っていることが難しい場合が多いです。
歯科医院ではそういった子どもにも楽しく時間を過ごしてもらえるように、キッズスペースを設けているところがあります。
おもちゃがおいてあったり、絵本がおいてあったり、またアニメなどが流れている歯科医院もあります。

小さい子どもが飽きずに待つことができるように工夫された歯科医院は、子どもを連れてきた親はとても喜びます。
歯医者を選ぶときに、子どもと一緒に行く場合を想定している方は、キッズスペースも重要なポイントといえます。

次に、歯科医院のスタッフについては、どんな方が印象良いでしょうか。

受付スタッフ同様に、初めて歯医者に行く場合は、どんな歯医者さんがいるのかや、歯科衛生士さんはどんな方がいるのかはとても気になるポイントです。
好みのスタッフは人それぞれですが、笑顔で優しく迎え入れてくれる方が好まれるのではないでしょうか。

歯が痛かったり、何かお口のお悩みがあって歯医者に行っているので、それを解決してくれる人がいいというのは最もですが、難しいことを簡単にわかりやすく説明してくれたり、自分が抱えている悩みをくみ取って、解決してくれたら、患者さんはとてもうれしいと思います。

また歯医者さんに行ったら、次に何度も歯が痛くて歯科医院に行くことがないように、自宅でできるケアや歯磨きのやり方について、教えてくれる歯医者さんもあるようです。
歯の定期検診をすすめている歯医者さんも多くありますので、自宅でしっかりケアして、定期的に検診も受けて、歯が痛くて急に歯医者に行かなくてはいけないという状況を避けられるといいです。

どんな歯医者が好きかのポイントについては、歯科医院の雰囲気やスタッフの性格、キッズスペースの有無、診療内容と様々ありますが、自分に一番ぴったりの歯医者を見つけることが大事です。
そのために、まずは歯科医院に定期検診に行ってみたり、まわりの人に聞き込みをしたり、ホームページを見たりなど、比較して検討してみましょう。