小児歯科について

歯医者へ最初に行ったのはいつか覚えてますか。,/h2>
私は、小学生のころに通った記憶があるくらいです。
すごく歯医者へ行くのが嫌だったという記憶はありませんが、痛いことをされるという少しマイナスなイメージがありました。
しかし、大好きな漫画が置いてあったり、そこにしかないおもちゃがあって遊べたので、楽しかったということは覚えています。

歯医者は、初めて行くところについては緊張したり、慣れないので行きづらいということがありますが、そういう方が不安に感じないように明るく清潔な歯科医院がとても多いのが現状です。
子どもだけではなく、誰にとっても通いやすい歯医者さんはあるので、しっかり探してかかりつけの歯医者さんを見つけておきたいです。

では子どもにとって歯医者は、どんなイメージでしょうか。

歯磨きが始めから好きという子どもは数少ないと思いますが、習慣化されて好きになっている子どももいますよね。
歯医者については、歯の治療をするイメージが強いと嫌だなあ、ということになり行きたくないという子どもも多いため、子どもに嘘をついて歯医者へ連れてくるという方もおられるようです。
しかし歯医者では子どもが気持ちよく歯医者で過ごせるように様々な工夫がされています。
歯医者へ子どもと行く機会があれば、歯医者の情報をしっかりホームページなどでチェックして、子どもが安心して治療を受けられる歯医者かどうか確認してみてください。

小児歯科というのがあるのをご存じですか。

小児歯科とは、お医者さんの小児科と同じように、歯科医院の中でも子どもを専門でみている歯科のことです。
子どもに慣れているスタッフや、専門の知識や技術を持った歯科医師がいるので、安心して行くことができます。

小児歯科を診療科目に入れている歯医者は、ホームページで検索することができます。
小児歯科を専門としている歯科医院であれば、子どもが安心して過ごせるように、医院の中も工夫されています。
また歯科医やスタッフも子どもに慣れているので、子どもが泣いたりぐずったりしても安心してみてもらうことができます。

小児歯科ではどのようなことをしてくれるのでしょうか。

小児歯科では虫歯の治療に限らず、様々なことをしてくれます。
例えば、歯磨きの指導です。
子どもの歯磨きについては、嫌がったり、飽きたりするので、長く磨くことができない場合が多いです。
その場合でも、しっかりとポイントを押さえて教えてくれるので、忙しいお母さんやお父さんでも歯磨きができるように指導してくれます。

また歯並びのチェックもしてくれます。

歯の生え変わりについてチェックしてくれたり、顎の成長についても歯とは切り離せない関係にあるので、顎の発達などもみます。

子どもの歯については、乳歯から永久歯に向けて長い目でみていく必要があるので、定期検診をすすめている歯医者が多いです。
定期検診をすすめる理由は、歯の成長を常に検診で見ることができるので、異常に早く気付けるということです。
定期的に歯医者に通うと、虫歯になる前にお知らせできたり、日頃の家での歯のケアについてもお伝えすることができるため、痛くてどうしようもなくなる前に歯医者にみてもらうことができるということです。

小児歯科では、楽しく歯医者に通えるような工夫をしながら、歯の治療を心掛けているところが多いです。
子どもが小さいころから歯医者へ通う習慣がつくと、定期検診を受けていない子どもに比べて、虫歯の数が少ないということも言われています。
子どものころから、しっかりと正しい歯磨きを続け、また専門の小児歯科で定期検診を続けることが大切ということです。

この歯の定期検診については、大人も子どもも同じです。
大人も定期的に検診を受けることによって、虫歯などの早期発見ができるようになります。

子どもが小児歯科で定期検診を受ける場合は、付き添いのお母さんやお父さんも一緒に定期検診が受けられる歯医者を選ぶといいですね。